今回はカンタンなチュートリアルです。
半透明な地球を作ってみましょう。
構造体を非表示にしてしまうと反対側が透けるのはいいのですが、Illustrator3Dには影とかないので表か裏かよくわかりません。

↑南米はおもて、うら?
そこで、半透明のマッピングを挟んでビーチボールのような地球を作ってみましょう。いや、ほんとにカンタンです。
地球の作り方は、神速Illustrator[グラフィックデザイン編]のP241…。
まず半円を描きます。
塗りと線を入れます。
↑塗りと線を入れるのがポイント
マッピングデータは地図と半透明な青い四角。
↑シンボルは2種
マッピングは3面あるので、一番内側に青、二番目に地図を貼ります。
↑半透明のマッピング
↑地図
↑設定はこんなかんじ
ハイ出来上がり。
↑完成
※透明を使った場合、必ず非表示面を描画にチェックしましょう。
配置や分割の際、透過しているオブジェクトがなくなってしまいます。
さて、これで終わりではもったいないのでもう一つ。
この地球なぜ3面あるかというと、線の表裏、塗りのオモテとなっています。
ということは線の表側の面にもマッピングができるわけです。

↑線が塗りに食い込んでいるので、1面目は線の裏、2面目が塗りの表面、3面目が線の表面です
衛星写真のような雲のデータがあれば、地表に雲が浮かぶそれらしい地球ができそうですが、あいにくみつかりませんでした。しかたないのでくるくるリボンを応用したヒーローに地球を逆回転して時間を戻してもらいましょう。
↑くるくるリボンの応用
↑逆回転!