IllustratorをWeb制作に使い、ビットマップ書き出しするときのアレコレについて、これまでいろいろと取り上げてきましたが、現在、下記の制作方針が最強と思われます。
ドキュメントプロファイル
後述する内容とダブりますが、新規にドキュメントを作成する場合には、ドキュメントプロファイルに「Web」を選択し、次の2点を修正しておくとよいでしょう。
- [プレビューモード]を「デフォルト」から「ピクセル」に変更
- [新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合]のチェックをはずしておく
ピクセルプレビューで作業すべし
- [表示]メニューの[ピクセルプレビュー]にチェックを付ける
[線の位置]を「内側」にして作業すべし
- 四角形を描画前には、[線の位置]は変更できない(描画後に、変更し、グラフィックスタイルに登録しておくとよい)
- [アピアランス]パネルメニューの[新規アートに基本アピアランスを適用]のチェックをはずしておく
[新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合]はオフに
- ピクセルプレビューで作業すれば、ピクセルグリッドにスナップします。
- [新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合]がオンのまま描画すると、パスと描画のズレが生じます。
- 後から設定するには、[変形]パネルメニューから設定します。
アートボードの座標に注意
アートボードの座標(X/Y)の値が整数値になっていない場合、アートボード書き出しを行うと、エッジがぼんやりしてしまいます。
- コントロールパネルで手入力で調整
- または、アートボードオプションで手入力で調整
- (アートボードツールを選択時)[変形]パネルでは調整できない