皆様、ご存知の通りCreativeCloud以降のアプリケーションにはHTML5系で構成されたエクステンションが利用可能です。そして、このHTMLを取り扱うエンジンはChirome Embeded Framework 3が導入されています。つまり、CC以降の機能拡張のコアとなるCommon Extensibility PlatformのコアはChiromeだということです。更に言いますと、搭載されているJavascriptエンジンはGoogleのV8エンジンであり、CC2014以降のCEP(ver.5以降)では、おまけとしてNODE.jsが組み込まれています。つまり、NPMの膨大なライブラリが利用可能ということです。
しかしながら、制限事項もございます。まず、クラスタは使えません。そして、こちらが結構致命的ですが、NODEのNative Extensionまわりに不具合があります。例えばPCRE等のネイティブモジュールを含むものに関してですが、スクリプトエンジンがエラーで停止してしまいます。これはCEPの開発チームのLeaによると、現行のNODE.jsとCEPが搭載するV8エンジンのバージョンが異なることに起因するものらしいです。要するに乗っかってるChromeが古すぎるということなのです。これに関してはAIが起動時にエラーを吐く(バックグランドで吐いていますからおおよその方は気づきもしませんが)などの不具合をしょうじているものだったりします。しかしながら、Javascriptモジュールに関しては動くんじゃね?ってアナウンスがありましたので、どの程度の事ができるのかしっかりと検証したいと思います。
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ten: ExtensionとCEPとNODEと...
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