Adobe Illustratorの段落パネルメニューには「繰り返し文字の処理」というInDesignにはない項目があり、ヘルプを覗くと以下のように書いてあります。
- キャプションの(左)と(右)が逆ですね…
赤アンダーラインを引いた前半部分を素直に受け取って、例文を作成してみましたが……
- ご覧の通り、何の変化も起こりません
気を取り直して、上の画像の赤アンダーライン部分(2文字目)を「繰り返し文字」に置き換え、(効果を観察するために)左右を1文字分短くしてみたのが以下の画像です。
- うーーーん…「弱い禁則」でも「々」は「行頭禁則文字」となっているので追い出されるだけ…
で、「禁則処理=なし」としてみると……
- 期待通りの結果ではありますが、読点が行頭にきては困りますね
さらに気を取り直して、「弱い禁則」をカスタマイズして「繰り返し文字」を「行頭禁則文字」から削除したセットを作成し、適用してみました。
何とか使えそうですね。
でも……
- この効果が適用されるのは「々」だけのようです
何とも中途半端な機能と言うほかありません。
私の場合、Illustratorでは短い文章しか組みませんので、常に「OFF」で運用しています。
※既視感が有ると思っていましたが……
丸っきり同じタイトルの過去記事がありました→ Illustratorの「繰り返し文字の処理」
(自省を込めて、このまま残しておきます)*1
*1:HD内でaiファイルを発見し記事に…念のため、ブログ内も検索したつもりだったのですが…