ichinose: 作家支援サービスを開始します
このところ、個人の方で、デジタルアーカイブをしたいと相談が来ます。作家さんが個展を開く。展示作品をご購入頂くお客様が決まる。作家さんが作品を手放す前に、高精細なデジタル画像を手元に残しておきたい。デジタル画像データの再利用の事例としては、次の個展に向けての目録作り、ホームページ作り、招待案内の葉書作りなど。これらは、簡易的にデジカメ撮影でも使えないことは無いが、色かぶりや、歪み、解像度不足のため、い...
View Articleworks014: InDesignの「段落行取り」について…
InDesignの段落パネルサブメニューに「段落行取り」という項目がありますが、この使用方法や挙動などが理解しづらいようなので、私の理解の範囲で記しておきます。初心者さんには、「行取り」そのものから説明する必要があるかと思いますので、まずそこから……*1。この「行取り」などは「テキストフレーム」内でも実現可能ですが、その設定はかなり煩雑なことになり現実的ではありませんので、ここでは「フレームグリッド...
View Articleworks014: 各種記号とコード、文字クラス
ちょっと時間が出来ましたので、以前から作成して利用していた自分用の覚え書きメモを改訂したので、ついでと言ってはなんですけど、ここに公開しておきます。(画像だけで、テキストは特にありません…悪しからず…)※キー配列などはMac USキーボードでのものです*1※画像はクリックしていただくと別窓に拡大表示されます●元ファイルのデータを左右A4サイズまで拡大しpdf化したモノ(天地位置はテキトーです) →...
View Articleworks014: 合成の括弧類に関して…
(「アンカー付きオブジェクト」の続きは少し後回しにして、少しだけ関連のあることを先に……)全角以上の括弧類を作成するための(合成用の)括弧類はU+239B〜U+23B1に集中しています(画像は ATOKの文字パレット)。これをそれぞれダブルクリックして InDesign上に直接入力してみました(小塚明朝...
View Articleworks014: 「アンカー付きオブジェクト」の「カスタム」設定_その1
ここ最近、InDesignの「アンカー付きオブジェクト」の「カスタム」設定と挙動の関係について、理解があまり行き渡っていないのではないか?...
View Articleworks014: 「表と段落のアキ」と行送りの基準位置
以前から気になっていた InDesignの「表の属性/表の設定/表と段落のアキ」と「行送りの基準位置」の関係について、簡単に検証してみました(OS X 10.10.5,...
View Articleworks014: Illustratorの自動カーニング時の行頭行末揃えは…
すでにこのブログ上で「Illustratorでの箱組にオプティカルカーニングは不適」と題して、Illustratorで「オプティカルカーニング」適用時に行頭行末揃えの組版が(自動では)不可能なことは報告済みですが、(追い打ちをかけるようで残念ですが)「自動(メトリクス)カーニング」でも同様な現象が発生しますので報告しておきます。下の画像のような「和文等幅」を適用した文字列では特に問題ありませんが……...
View Articleworks014: 「字送り」という用語について
あちこちのwebページや書籍に「字送り」を文字のセンターからセンターとする誤解を招く図解が氾濫しています*1。確かに写植でいう センター・センター方式ではそうなのですが、現在のデジタルフォントによる組版では、写植でいうところの...
View Articleworks014: InDesignのスマートガイドの表示…
InDesignの「スマートガイド」について、ちょっと疑問に思っていたことがありました。それは、ガイドの表示されるドキュメントと表示されないドキュメントがあるということで、表示されるのは外部から支給された月刊の社内報のようなドキュメントで、それをベースに使い回しています。※スマートガイドの詳細についてはInDesignの勉強部屋さんの記事をご参照ください。疑問には思うものの、特に不便を感じることもな...
View Articleworks014: 縦組み中のアンカー付きオブジェクト処理
先日、ふと思いついて、以下のようなことをtwitterで呟きました。(そういえば…InDesignで縦組みテキスト中にオブジェクト〈アイコンとか作字とか何でもええけど〉をペーストした際に90°の回転〈マイナスやったかな?〉がかかるのは何とかならんのかな…まぁオブジェクトスタイルとかに登録しといたらどうってことないねんけどね…頻出するとちと面倒…)— なんでやねんDTP/おぢん (@works014)...
View Articleworks014: InDesignで組む2倍ダーシ
ある人気小説の後日談に登場する「怒っていた件のおじさま」*1本人として、InDesignを使用アプリケーションとしたDTP組版時の2倍ダーシ(ダッシュ)の実現方法を纏めておきます。一般的に使われている文字としては3種類あります。[:W530]U+2014(―:EM DASH)は、フォントによって位置も長さも異なりますU+2015(―:HORIZONTAL...
View Articleworks014: 謹賀新年…
新年のご挨拶代わりに…年賀状を出す習慣は既に何十年も前に捨ててしまいました…謹賀新年… pic.twitter.com/rSdBi4x9r9— なんでやねんDTP/おぢん (@works014) 2015, 12月 31↑上記、ウエイトは「M」の間違いです…寛恕願います…↓以下はすべて「ベタ組み」…MBP本体に入っていた髭文字三種… pic.twitter.com/JBZRNPztGG—...
View Articleworks014: InDesignの各種スペース
InDesignでは「書式メニュー」の「スペースの挿入」から様々なスペースが挿入可能です。それらの字幅や挙動について、色々と気になることがありましたので、少し調べてみましたので、。その結果をここに公開しておきます。一般的な全角スペース(和字間隔)・半角スペース(英文スペース)および件のメニューから挿入されるスペース類は「書式メニュー」の「制御文字を表示」*1をONにしておくと目視で確認できます。フォ...
View Articleworks014: 見開きページの片方に両方のノンブルを表示するには?
先日、訪問先で「InDesignで、見開きページの片方に両方のノンブルを表示するには?」と質問されました。「前ページ番号」や「次ページ番号」を使うことは何となく知っていたのですが、実際にはそのような案件の経験はなく、いざやってみると思うようにはなりませんでした。即、その場で解決とはならず、申し訳ない思いをしたのでした。翌日、手の空いた時にググってみると、何とか解決方法が見つかりましたので、ここにも分...
View Articleworks014: 「前置省略記号」と「後置省略記号」に属する文字
以前から気になっていたInDesignの「文字組みアキ量設定」における文字クラス「前置省略記号」と「後置省略記号」に属する文字種を調べてみました。-JIS X...
View Articleworks014: InDesignの線種のカスタマイズ
ついでなので、線種のカスタマイズについて……InDesignではカスタムの線種を作成することができます。先日のブログの最後の例「点線」の部分に追記したように、「点線」をカスタマイズしたところで、段落境界線や打ち消し線・下線にまで適用することは不可能ですので、必要ならカスタムの線種を作成する必要があります。ここでは(私の理解の範囲で)ごく簡単に説明しておきますので、詳しくは本家AdobeさんのHelp...
View Articleworks014: InDesignにプリセットされている線種いろいろ
InDesignで使える罫線は、あらかじめ何種類かプリセットされています。普通の罫線として使う際はもちろん、段落境界線や下線および打ち消し線などの設定パネルにも線種の選択肢がありますね。これらのプリセットの罫線を使うことは間々あるのですが、適当に使っているというのが実情で、ちゃんと把握できているとはあまり言えないので、この機会に調べてみました*1。-ベタ罫はいいとして…まず、二重線や三重線など……そ...
View Article