DTP・印刷用語集ブログ: セット(印刷)
■表記・読みセット...せっと■解説インキがブランケット胴から用紙に転写され、その後インキ被膜が固まり指で軽く押しても着かない状態です。インキの粘性が高い状態です。▲ブランケット胴は刷版から用紙にインキが転写される合間にある胴のことです
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: 乾燥(印刷)
■表記・読み乾燥...かんそう■解説オフセットインキが酸化重合(空気中の酸素と化学反応を起こすこと)により硬化し、ブランケット胴から用紙に転写したインキが中まで固まる状態。▲ブランケット胴は刷版から用紙にインキが転写される合間にある胴のことです■化学反応による乾燥化学反応による乾燥はまとめると以下のようなものが挙げられます。酸化重合乾燥空気中の酸素と触れることで化学反応を発生させて乾燥熱重合乾燥方式...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: 植物油インキ・植物油インキマーク
■読み植物油インキ...しょくぶつゆいんき植物油インキマーク...しょくぶつゆいんきまーく■解説植物油インキとは、印刷インキ工業連合会が、2008年12月に定義や使用基準を定めた植物油、または植物油を原料としたエステルを一定の割合以上含まれたインキ(インク)のことです。植物油とは、大豆油、アマニ油(亜麻仁油)、桐油、ヤシ油、パーム油等植物由来の油、およびそれらを主体とした使用済み食用油などをリサイク...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: 本刷り
■表記・読み本刷り...ほんずり■解説本刷りとは、印刷の工程で一定の品質になり、本番(納品用印刷物)の印刷を行うことを指します。本刷り中でも用紙・印刷機・インキ・刷版の状態は常に変化するため、汚れや印刷不良などが発生していないかを確認するために、一定の枚数毎に印刷物の抜き取りを行い、印刷物の状態を確認する必要があります。▲300枚毎に抜き取りを行って印刷の状態を確認している様子
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: くわえ・くわえ尻
■表記・読みくわえ...くわえくわえ尻...くわえじり■解説枚葉印刷機の場合、用紙は印刷機のくわえ爪(グリッパ)と呼ばれる部分で用紙をくわえてフィーダー(紙積みがされている部分)からデリバリー(印刷後の用紙の排出先)まで搬送されていきます。用紙のくわえ爪でくわえられている側を「くわえ」、その反対側を「くわえ尻」と呼びます。■印刷との関連性くわえ側はくわえ尻側より印刷の見当性が良いため、用紙が薄く図柄...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: ドライダウン・インキドライバック
■表記・読みドライダウン...どらいだうんインキドライバック...いんきどらいばっく■解説ドライダウンとはオフセット印刷でインキが乾燥した後の印刷濃度が、印刷直後(インキがセットされた状態)の印刷濃度に比べて減少する現象のことを指します。例: 印刷直後: 色の濃い部分が暗く見える → 乾燥後: 色の濃い部分が明るくなる 印刷直後: 色が艶やかに見える → 乾燥後: 色が沈んだように見える...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: たとう折り・たとう包み(折り)
■表記・読みたとう折り…たとうおりたとう包み…たとうつつみ※たとう折りは「畳折り」「多当折り」とも文字を当てるようです。■解説たとう折り・たとう包みとは、1枚の紙を折って作る袋の折り方のことです。たとう折りの袋は、一般的には、神社の授与品(お守りやお札など)を入れる袋や慶事や弔事の際にお渡しするお金などを包むための袋(祝儀袋・香典袋・上包み)として見られます。また、厚みのない物(ハンカチや個包装のク...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: デリバリ・デリバリー
■表記・読みデリバリ(delivery)...でりばりデリバリー(delivery)...でりばりー■解説デリバリとは、印刷機で印刷工程が終わって(もしくは付随するインラインの加工が終わって)紙は積み上がっていく排紙部分を指します。印刷機のデリバリ部分には印刷が終わった用紙が次々に積み重なっていきます。積み重なる時点でインキが乾いていれば良いのですが、実際にはインキがセットされた状態(いわゆる半乾き...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: フィーダ・フィーダー
■表記・読みフィーダ(feeder)...ふぃーだフィーダー(feeder)...ふぃーだー■解説フィーダとは、印刷機で印刷用紙を積み上げてある給紙部分を指します。▲Heidelberg Speedmaster XL105のフィーダ▲Heidelberg Speedmaster...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: ウルトラユポ
■表記・読みウルトラユポ...うるとらゆぽ■解説■用紙についてウルトラユポはいわゆる「パルプからできている紙」ではありません。石油由来の合成紙です。ウルトラユポは以下のような特徴があります。両面印刷対応耐水性耐久性が通常の用紙に比べると非常に高い焼却時に有害物質が発生しない通常の紙にラミネートをして耐水性を向上したものは、紙の縁から水が染み込み、ラミネートが剥がれてしまう場合がありますが、ウルトラユ...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: Speedmaster XL105
■表記・読みSpeedmaster XL105...すぴーどますたー えっくすえる105■解説B1サイズ対応印刷機として利用できるオフセット枚葉印刷機のこと。ドイツ ハイデルベルグ社製。ハイデルベルグ社製XL...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: 無線綴じ
■表記・読み無線綴じ...むせんとじ■解説背の部分を糊で固めて綴じる製本方式です。丁合した後、背の部分を切り落とし、機械で背に凹凸をつけて糊をつきやすくした後、糊をつけます。糊で製本してあるだけなので強度は少々弱いです。一般的に多ページの雑誌・パンフレットなどで多用されます。...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: 中綴じ
■表記・読み中綴じ…なかとじ■解説背の中央に針金を通して綴じる綴じ方です。針金を使用する場合は「針金綴じ」ともいわれます。週刊誌や情報誌などのよく見られる製本方式です。コスト的に安価な綴じ方です。紙の厚みにもよりますが、ページが大量にあるものは内側のページと外側のページがずれていくので、大量のページがあるものには向きません。(インデックスがページの端にある場合には要注意です)例)週刊誌に多いです※針...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: 裁ち落とし・断ち落とし・断ち切り・塗り足し・ドブ
■表記・読み裁ち落とし…たちおとし断ち落とし…たちおとし断ち切り…たちきり塗り足し…ぬりたしドブ…どぶ■解説裁ち落としの領域は原則的に仕上がりの断裁時に切り落とされる部分ですが、断裁時に紙のズレが発生した場合の予備の領域です。裁ち落としは断ち落としとも書き、ドブ・裁ち切り(断ち切り)ともいいます。裁ち落としの領域がないと、断裁時に紙がずれた場合に(何も印刷されていない)紙色が出てしまいます。断裁は1...
View Articleあさうす: Photoshop CC 2017の新機能のひとつが浮きすぎている
Photoshop CC 2017の新機能のうち、ひとつだけ他のアプリケーションと違う部分が。SVG フォントの操作まあしょうがないんですが、何故Photoshopだけこれをやってしまったのか、というのが個人的な疑問。というかなんのためにあるのかいまいちわからん。
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: JPEG 2000
■表記・読みJPEG 2000…じぇいぺぐにせん■解説JPEG 2000とはJPEG規格委員会が策定した新しいJPEG形式のことです。国際規格(ISO)に設定されています(ISO/IEC 15444)。従来のJPEGでは画像圧縮率を高める(ファイルサイズを小さくする)と、ブロックノイズ(格子状ノイズ)やモスキートノイズ(波をうつようなノイズ)が多く出ますが、JPEG...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: ノンブル
■表記・読みノンブル…のんぶる■解説ノンブルとは、本・冊子のページ数を表す番号のことをいいます。フランス語のnombreが由来となっており、英語でnumberにあたる言葉です。フランス語のnombreから由来し,英語のナンバーでなくあえてノンブルとすることで本のページ番号を指す用語に限定させている。『印刷用語ハンドブック...
View ArticleDTP・印刷用語集ブログ: ミシン加工・ミシン目加工
■表記・読みミシン加工…みしんかこうミシン目加工…みしんめかこう■解説ミシン加工とは、主にチケットやクーポン券の切取線やCDのバックジャケットの折りのために行われる加工のことで、印刷後に細かな破線状の切れ目を入れることをいいます。ミシン加工をすることで、一部分を切り取りやすくしたり、折りやすくしたりできます。直線にミシン加工をすればよいものはスリッターミシンといい、製本ミシン加工機によってミシン加工...
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